中古戸建の買取
建物の一部が他人の土地に跨っていた!!
とある方の紹介で、駅徒歩7分ほどの、こちらの地域では人気のエリアにある、平屋の一軒家(30坪)の物件を紹介いただいた。その建物と土地のことを少し調べてみると面白いことがわかった。
今回の紹介された土地建物の資料は、28坪の土地と、建物という内容でご紹介いただいた。
しかし、調べてみると建物は、土地は28坪以外に2坪の2筆に分かれていて、それぞれ所有者が違っていて、建物は土地Bに完全に越境して建てられていることが分かった。
当初の話の中で、一切この事実も説明もなかったので紹介いただいた方に確認してみると、把握していたかどうか微妙な感じでした… そこで、紹介者にお願いして売主さんに調べていただいたところ、AとBとの覚書等もなく、ただBはそのことを知っているとのことでした。
後々、分かった事ですが、建築当時(40年ほど前)の大工さんが間違えて(誤って)建ててしまったとの事。その頃の当事者同士でなんらかの方法で解決はしている様でした。もちろん記録はありませんww
私は、A土地とA建物を購入する条件として、B土地の購入もあわせて行うことで、買付証明書を提出。
ご紹介者さんが、うまくお話をまとめてくださった為、希望通りの金額と条件で購入することが出来ました。私は、購入当初は弊社の賃貸物件としての予定をしていたが、エリアも良かったため、売買物件として広告したところ、地元の建築会社様が投資物件用として購入していただくことが出来ました。
あらためて、不動産は面白いなぁと感じた案件でした。